SNSの普及状況

SNSの普及状況

SNSの普及により通信手段やコミュニケーション手段が劇的に変化しました。
日本で人気のSNSと海外でで人気のSNSには少し違いがあります。
今後、海外に向けて情報を発信したい企業や個人は、海外で人気のSNSに挑戦してみると思わぬ成果が得られるかも知れません。

日本で人気のSNSなど

LINE(ライン)

リリース:2011年
運営会社:ネイバー社(韓国)
利用者数:約2億2000万人(世界)
     約8400万人(日本)

日本で最も利用されているメッセージアプリです。
タイムライン投稿とメッセージ配信が人気のアプリです。

Twitter(ツイッター)

リリース:2006年
運営会社:ツイッター社(米国)
利用者数:約3億3500万人(世界)
     約4500万人(日本)
10代~20代に支持されているSNSです。

匿名で利用できる点や1人で複数のアカウントを所有出来る事も人気の秘訣です。
情報の拡散力が非常に強いメッセージアプリです。

Instagram(インスタグラム)

リリース:2010年
運営会社:フェイスブック社(米国)
利用者数:約10億人(世界)
     約3300万人(日本)

2012年に『インスタグラム社』から『フェイス・ブック社』が約10億ドルで買収
ツイッターに比べて拡散性は低いが、10~30代に人気のSNSです。

Face Book(フェイス・ブック)

リリース:2006年
運営会社:フェイス・ブック社(米国)
利用者数:約23億7500万人(世界)
     約2600万人(日本)

世界で最も利用されているSNSです。
ビジネスツールとしての活用が多いSNSです。
実名での利用が基本なので、若い世代での利用が減りつつあります。

YouTube(ユーチューブ)

リリース:2004年
運営会社:アルファベット社(米国)
利用者数:約20億人(世界)
     約6200万人(日本)

2006年に『ユーチューブ社』から『アルファベット社』が約16億5000ドルで買収
世界最大の動画投稿サイトです。

Tiktok(ティック・トック)

リリース:2016年
運営会社:バイト・ダンス社(中国)
利用者数:約5億人(世界)
     約950万人(日本)

2017年にバイトダンス社が『musical.ly』(米国)を約1100億円で買収して、強大なビデオコミュニティが誕生しました。
利用者の半数以上は10~20代(特に中高生)
短い時間(15秒~1分間)の動画を専門に投稿出来るアプリです。
多彩な動画の編集機能が入っているので簡単に動画の編集が可能です。

note(ノート)

リリース:2014年
運営会社:株式会社note(日本)

利用者数:約2000万人(日本)クリエイターが情報発信できるアプリです。
2019年の利用者数(MAU)が1000万人だったので、短期間で利用者数を増やしているアプリです。

Ⅴiber(バイバー)

リリース:2010年
運営会社:楽天(日本)
利用者数:約3億人(世界)

2014年に『バイバー・メディア社』から楽天が約920億円で買収

mixi(ミクシィ)

リリース:2004年
運営会社:株式会社ミクシィ(日本)
利用者数:約1500万人(日本)

2003年にリリースされた『CinemaScape(シネスケ)』の次に古い日本のSNSです。
ミクシィの会員数は約1500万人ですが、アクティブユーザー(現在も利用している人)は
不明です。
主に趣味やサークルなどの仲間集めやコミュニケーションの場として利用されています。

世界で人気のSNSなど

Whats App Messenger(ワッツ・アップ・メッセンジャー)

リリース:2009年
運営会社:フェイス・ブック社(米国)
利用者数:約16億人(世界)

2014年に『ワッツ・アップ社』から『フェイス・ブック社』が約183億ドルで買収
日本のLINEのようなメッセージアプリで、世界最大のチャットアプリです。
LINEとの違いは『オンライン中(利用中)』なのが分るので、既読スルーやブロックをし難いのが特徴です。

Linked in(リンクド・イン)

リリース:2003年
運営会社:マイクロ・ソフト社(米国)
利用者数:約6億4000万人(世界)
     約200万人(日本)

2016年に『リンクドイン社』から『マイクロ・ソフト社』が約260億ドルで買収
日本では利用者が少ないが米国ではビジネス向けに利用されているSNSです。

google+(グーグル・プラス)

リリース:2011年
運営会社:アルファベット社(米国)
利用者数:3億人(世界)
     2000万人(日本)

2019年4月2日でサービスが修了しました。
グーグルプラスから分離した『グーグルフォト』や『ハングアウト』は利用可能です。

Snapchat(スナップ・チャット)

リリース:2011年
運営会社:スナップチャット社(米国)
利用者数:約3億人(世界)
     約200万人(日本)

メッセージ機能付きの画像を共有できるアプリです。
相手に送信した画像は10秒で消滅するので、気軽に使える点が若者に人気です。

カカオ・トーク

リリース:2010年
運営会社:カカオ社(韓国)
利用者数:約5000万人(世界)

韓国のスマホユーザーの殆どが利用しています。
13の言語に対応しています。

微博(ウェイボー)

リリース:2009年
運営会社:新浪(シナ)微博社(中国)
利用者数:3億9000万人(世界)

中国版のツイッターのようなメッセージアプリです。

微信/We Chat(ウィ・チャット)

リリース:2011年
運営会社:騰訊(テンセント)社(中国)
利用者数:約10億8000万人(世界)

中国国内で最も人気のあるメッセージアプリです。

QQ(キュー・キュー)

リリース:1999年
運営会社:騰訊(テンセント)社(中国)
利用者数:8億6000万人(世界)

ウィチャットと同じテンセント社が運営しているメッセージアプリです。
音楽の配信や動画の配信やオンラインゲームが出来るアプリです。
ツイッターのようなSNSの機能やブログを作成できる機能も付いています。

QZone(キュー・ゾーン/QQ空間)

リリース:2013年
運営会社:騰訊(テンセント)社(中国)
利用者数:6億3000万人(世界)

中国版のフェイスブックのようなSNSです。

Pinterest(ピンタレスト)

リリース:2011年
運営会社:ピンタレスト社(米国)
利用者数:約2億5000万人(世界)
     約400万人(日本)

ネット上で見つけた気に入った画像を『ピンで留める』事が出来るアプリです。
好きな画像やアイデアになる画像を集める為のアプリです。

SNSの終了

ここでは特に人気のSNSについて記載しましたが、数年で終了するSNSも少なくはありません。同様に現在人気のSNSもいつ終了するか分かりません。
SNSは非常に便利なサービスですが、殆どのSNSサービスは2000年以降に開始されています。5G以降は更に新たなサービスが開始されます。ユーザーの需要に変化が起きると現在のSNSサービスにも変化を来す可能性が出てきます。

例えばアルファベットが運営する『グーグルプラス』は2011年にサービスが開始されましたが2019年にサービスを終了しました。2004年サービスを開始して2011年には会員数1500万人を超えた『ミクシィ』を、現在利用している10代は皆無だと言われています。
しかし2016年のリリースされた若者に大人気の『ティックトック』は急成長をみせています。

あまり1つのSNSにのめり込んでしまうと、人気が無くなった後も離れられなくなってしまったり、虚脱感や虚無感に襲われたりする人も少なくないようです。
今後も非常に早いペースで新しいサービスが開始されるので、古いサービスは淘汰されるか朽ち果ててしまう可能性があります。
そうなった時に自分自身が凹まなくて済むような対策を心掛けておくと安心です。

紛らわしい用語

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
インターネットを介してメッセージや画像や映像や音楽などを配信したりコミュニケーションを取ったり出来るサービスのことです。

SMS(ショート・メッセージ・サービス)
携帯電話の電話番号で送信したり受信したりすることが出来る文章メッセージのサービスです。70文字以内は定額(3円)で送れますが、70文字を超えると別料金が発生します。

MMS(マルチ・メディア・サービス)
ドコモかauかソフトバンクに加入していないと使えないサービスです。
メールアドレスの末尾に『@docomo.ne.jp』や『@ezweb.ne.jjp』や『@softbank.ne.jp』が使用されています。
Eメールと似ていますが、MMSは携帯電話からしか送信できません。