コロナ詐欺

コロナ関連の詐欺が非常に増えています。
災害が発生すると災害に便乗した詐欺が必ず発生します。
この先もコロナ関連の詐欺は更に発生すると思いますので、コロナ関連のメールや郵便物には注意が必要です。

コロナ詐欺の特徴

コロナ関連の詐欺は多数確認されていますが、特に下記の3点に注意するようにして下さい。
・身に覚えのない郵便物
・不審なメール(特に給付金や助成金や補助金や還付金や税金関係など)
・不審な電話(特に03番号からの着信・役所や保健所や病院や消防署や警察を騙る電話)

マスク送り付け詐欺

一方的にマスクを被害者の自宅に送り付けて、後から高額な料金を請求する『送り付け詐欺』です。(特に海外から発送されてくるケースが多い)
それ以外にも高額なマスクを代引きで送りつけてくるパターンもありますので気を付けて下さい。
もし身に覚えのないマスクが届いた場合には、必ず警察に届けるようにして下さい。
具体的な被害が出ていない間は被害届を受理して貰えませんが、相談の内容は控えてもらえますので必ず相談に行って下さい。

10万円給付金詐欺メール

携帯電話会社や金融機関を騙る『給付金詐欺』です。
メールの本文にリンク(アドレス)が添付(記載)されています。そのリンク先(アドレス)にアクセスすると、個人情報(特に金融関係)を要求するサイトへ誘導されます。
この手の詐欺サイトはアドレスがバラバラな場合が殆どですが、なかには紛らわしいアドレスの場合もあります。
リンク(アドレス)にはどのような名称でも付ける事が出来ます。
メールに記載されているアドレスにアクセスする際は、必ず相手先のアドレスまで確認するようにして下さい。
もし誤ってアクセスしてしまった際は、携帯電話会社や警察に相談するようにして下さい。

役所や国を騙る詐欺電話

役所や消防署や保健所を騙る詐欺電話が発生しています。
電話をかけてくる詐欺犯が嫌がる行為を心掛けるようにして下さい。

詐欺犯が嫌がる行為
・常に留守番電話にしておく。(内容を聞いて必要な相手ならかけ直す)
・詐欺電話防止機能の付いた電話機を使う。
・非通知や通知不可能の番号は着信拒否に設定する。

他にも下記の対策を心掛けて下さい
・予め周辺の役所や保健所や消防署などの電話番号は登録しておく。
・地域外からの電話には注意を払う(地方に住んでいるのに東京(03)からの着信等)
・自分が冷静になる為にも「後でかけ直します。」と相手に伝える。(相手が役所の場合は『納得してもらえる』が、相手が詐欺犯の場合は『電話を切らさない』ようにしてくる)

必要な連絡先は電話機の前に貼る

少なくとも自宅の管轄内や最寄りの下記施設の電話番号は控えておくと、イザという時にスグ確認出来るので、是非とも書き出して電話機の前に貼っておくようにして下さい。

・警察署の電話番号
・保健所の電話番号
・役所の電話番号
・総合病院の電話番号
・消防署の電話番号
・取引先の金融機関の電話番号
・息子や娘の携帯電話番号
・息子や娘の勤務先の電話番号
・困ったときに相談できる相手の電話番号(出来れば3人以上)

詐欺に遭遇した際、『被害者がパニックを起こして冷静ではない状態』であることが多いので、上記の電話番号を貼っておくことで『少しでも冷静になれる』可能性を上げられます。